hoxy
昨日はとある妖しい店へ潜入し、水鉄砲で女の子を撃つとおっぱいがあふれこぼれるという遊戯をしたが、隣の兄さんに誤射してしまい酒癖の悪い僕が逆ギレしたため、友達に非常に迷惑をかけた。朝起きたらベッドの上だった。虫になってたら良かったなと思った。シャワーを浴びて女の子たちにメールをした。髭が伸びてる。
キャバクラやヘルスなど男の性欲を基盤とした性産業を代表として世の中に社会的利益を付与するサービスには性とジェンダーが深く深く潜んでいる。目の当たりにすることもあれば、裏返してみるとそれだと気づくこともある。体中の汗腺から、抑圧された暴力とエロが吹き出、それらが良識で慣習化された社会の中で僕らは生きてる。そしてこんな天気の日には「太陽がまぶしい」と感動し、車で街へ出、うどんを食べて帰ろうかと考える。お前たちは死んでもいい。
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尾ぶりガード
ツーツーツー
ショッキングだ!
ばか
いろんなものを失っている。なのに僕は何も得ていない。今、僕は何を、今、僕はどこへ向かうのか。運命に左右されるなんてないと思っていた。一番大事な人を失ったくせに、僕は生きている。それはおかしいんじゃないか。
むきー
貴重な夜の時間を30分も使って労働と価値についてうだうだ書いてたのになんかミスタッチで即消滅したからもうあきらめて、寝る。むきー。
豚の記憶
そして君はいなくなる。僕らの記憶はやはりここに残されている。君は何も覚えていない。
mukasi
タイに行った。観光はほとんどしてない。寺とかマッサージとかムエタイとか、パブとか王宮とか、そんなものに僕はあまり興味がないのだ。ただ酒を飲みながら歩いただけ。ヤーク・ドゥーン。乞食、屋台、運転手、踊る女、サラリーマン、自転車、昼寝、白いデブ、車窓を流れる景色を眺めるように、タイの街をぶらぶら歩いて人や物を見て回った。
バンコクでは客引きの中年女と階段で名前の知らない高価なウイスキーを飲んだ。僕は酒が強かったから、女が先につぶれた。女は僕をカラオケへ誘った。僕はそんなことは嫌いだ、女を買うために君と酒を飲んだわけじゃない、さようなら、と言った。僕はリッチなただの日本人旅行者で、君はただの貧しいタイの女。ありがとう、と言ったら、二人哀しくなって、二人泣いた。
バンコクはどこもつまらなかった。チャイナ・タウンで迷子になったときは通りすがりのおばさんが助けてくれたし、カオサン通りでは変なターバン巻いた韓国人と一緒にペイントタトゥーを入れたり、屋台で女の子に囲まれたりと楽しい出来事はたくさんあったけれど、やはりどこもつまらなかった。特に日本人がきもかったから、
チェンマイでは、川のほとりでメコンウイスキーを飲んで昼を過ごし、夜になるとライブハウスやディスコへ行った。ボンゴを叩く兄ちゃんの、テンションの高さがたまらなく好きだった。たくさんのタイ人と話した。タイ語もたくさん覚えたし、住所を交換したりもした。
チェンマイ市街の西にある茶色い川、名前は知らないけれど、その川面を日が映えるのを一日中見ていたら、どうしようもなく、涙が溢れた。生命のエネルギーが満ち足りてしまうと、涙になってしまうのかもしれない。
日本に帰ってきて、渋谷のセンター街を歩いた。それは病的で、思い出したくない記憶と、聞きたくない予言だった。